目次
1.工事のタイミングと屋根の種類
2.葺き替えとカバー工法の違い
3.費用
4.工事の流れ
1.工事のタイミングと屋根の種類
![屋根張り替えカバー工法のタイミングは地震対策で屋根を軽くしたい時、屋根材の寿命の時、なぜか屋根がボロボロの時](https://shiina.world/wp-content/uploads/2022/02/屋根張り替え・カバー工法のタイミング-2-1024x666.png)
こんな時は屋根の葺き替えやカバー工事を検討してもよいかもしれません。
それぞれの屋根材の寿命と特徴は以下のようになります。
![瓦の写真](https://shiina.world/wp-content/uploads/2022/02/3036644_s-1.jpg)
耐用年数
和瓦 40~60年 ※1
セメント瓦 20年~40年
特徴
・和瓦は耐久性にとても優れており、塗装の必要なし。
・セメント瓦は10年に1度塗装を行い防水性を保つ。
※1屋根材の下には防水シートがはっており、雨漏りを防いでいます。 防水シートの寿命は20~30年なので1度防水シートの交換が必要です。
![スレート屋根の写真](https://shiina.world/wp-content/uploads/2022/02/4287324_s-2.jpg)
耐用年数
20~30年
特徴
・現在、7割はスレート屋根と言われている。
・10年に1度塗装を行い、防水性を保つ。
![ガルバニウム鋼板の写真](https://shiina.world/wp-content/uploads/2022/02/3537001_s-2-1.jpg)
耐用年数
30~40年
特徴
・軽くて丈夫。
・亜鉛メッキにアルミが入っているためサビにくい。
2.葺き替えとカバー工法の違いは?
葺き替えは内側までしっかり補強できる。カバー工法(重ね葺き)は費用を抑えられる。
葺き替えは、古い屋根をはがし、内側の野地板(屋根の下に敷かれている板)の確認をします。もし傷んでいたら新しい板と交換します。屋根の内側までしっかり補強でき耐久性が上がります。古い屋根材を撤去するため家が軽くなり、地震対策にもなります。残骸処分費と手間がかかるため、カバー工法より費用が高くなります。
カバー工法は、古い屋根の上から新しい防水シートと屋根を張るため、断熱性と防音性が高まります。また費用と工期を抑えられます。カバー工法で使う屋根は軽くて丈夫なガルバニウム鋼板がおすすめです。
3.費用
*30坪の場合
カバー工法 80万円~
(足場代込み)
葺き替え 135万円~
(足場代込み)
4.工事の流れ
![屋根張り替えカバー工法の流れは、ご近所挨拶、足場設置、既存屋根撤去と野地板交換は葺き替えのみ、防水シート設置、新規屋根設置、足場解体](https://shiina.world/wp-content/uploads/2022/02/屋根葺き替え.カバー工法の流れ-1-1024x363.png)
工期は葺き替えで約1か月、カバー工法で2~3週間です。(天候によっても左右されます。)
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