目次

1.工事のタイミング​と屋根の種類

2.葺き替えとカバー工法の違い​

3.費用

4.工事の流れ

1.工事のタイミングと屋根の種類

屋根張り替えカバー工法のタイミングは地震対策で屋根を軽くしたい時、屋根材の寿命の時、なぜか屋根がボロボロの時

こんな時は屋根の葺き替えやカバー工事を検討してもよいかもしれません。

それぞれの屋根材の寿命と特徴は以下のようになります。

瓦の写真

耐用年数
和瓦 40~60年 ※1  
セメント瓦 20年~40年
特徴
・和瓦は耐久性にとても優れており、塗装の必要なし。​
・セメント瓦は10年に1​度塗装を行い防水性を保つ。​

※1屋根材の下には防水シートがはっており、雨漏りを防いでいます。 防水シートの寿命は20~30年なので1度防水シートの交換が必要です。

スレート屋根の写真
スレート

耐用年数
20~30年
特徴
・現在、7割はスレート屋根と言われている。
・10年に1度塗装を行い防水性を保つ。​

ガルバニウム鋼板の写真
ガルバニウム鋼板

耐用年数
30~40年
特徴
・軽くて丈夫。​
・亜鉛メッキにアルミが入っているためサビにくい。

2.葺き替えとカバー工法の違いは?

葺き替えは内側までしっかり補強できる。カバー工法(重ね葺き)は費用を抑えられる。

葺き替えは、古い屋根をはがし、内側の野地板(屋根の下に敷かれている板)の確認をします。もし傷んでいたら新しい​板と交換します。屋根の内側までしっかり補強でき耐久性が上がります。古い屋根材を撤去するため家が​軽くなり、地震対策にもなります。​残骸処分費と手間がかかるため、カバー工法より費用が高くなります。​
カバー工法は、古い屋根の上から新しい防水シートと屋根を張るため、断熱性と防音性が高まります。また費用と工期を抑えられます。カバー工法で使う屋根は軽くて丈夫なガルバニウム鋼板がおすすめです。

3.費用

*30坪の場合

カバー工法 80万円~
(足場代込み)

葺き替え 135万円~
(足場代込み)

4.工事の流れ

屋根張り替えカバー工法の流れは、ご近所挨拶、足場設置、既存屋根撤去と野地板交換は葺き替えのみ、防水シート設置、新規屋根設置、足場解体

工期は葺き替えで約1か月、カバー工法で2~3週間です。​(天候によっても左右されます。)

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